前眼部 OCT SS-1000 CASIA

前眼部疾患を診断するために開発された前眼部専用の非接触型の画像診断装置です。角膜から水晶体までの部分を検査します。角膜前面のみならず後面も、隅角、水晶体の画像を三次元で解析できるため、より詳細に分析できます。これまでの器械では不可能であった詳細な解析を行うことができ、角膜の濁りがあっても前房、隅角の測定が可能です。

適応疾患

・角膜疾患(角膜ジストロフィー、円錐角膜など)

・屈折矯正手術、角膜移植などの術前後

・緑内障

・白内障など

 

 

GYC 500VIXI

光エネルギーを用いて網膜周辺部や黄斑部の蛋白凝固、虹彩切開(LI)を行い、眼底疾患や緑内障を治療します。パターンレーザーと呼ばれる多数のスポット照射を行うことで、手術時間も短くなります。レーザー光線をショットガンのように一度に多数のレーザー照射を行うことができます。加えて、レーザーによる痛みが軽減されます。

適応疾患

・糖尿病網膜症

・黄斑浮腫

・網膜裂孔

・緑内障など

 

 

スペキュラーマイクロスコープ CEM-530 PARACENTRAL®

角膜内皮細胞は生体内では一度死ぬと現時点では増殖しないと言われています。(新たな研究成果により増えるという報告もあります)角膜内皮細胞を撮影し細胞の密度、大きさや形状を観察する装置です。

適応疾患

・白内障手術等の術前検査や術後検査

・定期検査やコンタクトレンズの適用の可否診断

・屈折矯正手術、角膜移植などの術前後など

 

 

 

眼底カメラ付き光干渉断層計 Retina Scan Duo™

従来は別々の装置が必要とされていた網膜の断層像とカラー眼底画像を1台で取得し、そのデータを1枚のレポートで出力できます。これにより、網膜の断層と眼底表面の観察カ所の照合が可能で、緑内障・糖尿病性網膜症などの眼の疾患に必要な眼底診断を総合的にサポートが可能となっています。通称OCTと呼ばれます。

適応疾患

・緑内障

・加齢黄斑変性

・黄斑浮腫

・黄斑円孔

・黄斑上膜

・網膜剥離

・糖尿病網膜症など

 

自動視野計 AP-7000

視野(見える範囲)を測定します。様々な位置に明るさの違う光が出るので、光が見えたらブザーを押していただく検査になります。 主に中心部の視野(30度以内)を詳しく知ることが出来るため、緑内障の早期発見や進行状況などを確認していきます。(検査時間 両眼約30分)

適応疾患

・緑内障

・視神経疾患

・網膜疾患など

 

 

 

 

 

オートレフケラト/トノ/パキメータ TONOREF® lll

他覚的屈折検査を行う目的で使用され、乱視・近視・遠視の軸や度数、角膜曲率半径を測定します。屈折異常の種類・有無を知り、このデータを基に眼鏡処方の度数を決定したり、視力検査をするための参考として用います。オートレフ機能(屈折度測定・角膜曲率半径測定)+トノメータ機能(眼圧測定)が1台で可能となり眼圧測定の際、目にあたる風が従来機よりやさしくなっています。

眼科の基本的な検査機器です。