2012年7月に発売された日本人の角膜形状に合わせた純国産のオルソケラトロジーレンズである「ブレスオーコレクト」の取り扱いを始めました。ブレスオーコレクトは厚生労働省の認可を受けています。

欧米人と日本人の角膜形状の違い

一般的に、日本人の角膜は欧米人の角膜に比べ、中央部の突出が少ない形状になっています。中央部の突出が少ない角膜形状には、サジタルデプスが浅めのレンズがフィットします。欧米デザインのサジタルデプスの深いレンズを中央部の突出が少ない角膜に装着した場合、次のような現象が発生する懸念があります。

1.角膜への無理な吸着がおこる

2.フィットしていないため涙液の交換が良好に行えない

3.角膜上皮を無理に形成してしまい大きな負担がかかってしまう

 

一般的な日本人の角膜形状に適したサジタルデプスが浅い構造のレンズを処方することで、以下のようなメリットがあります。

1.角膜上に自然に安定

2.涙液の交換が良好におこなえる

3.全体にフィットしているので角膜上皮のみを矯正

 

素材に、東レ独自のレンズ素材を使用

ブレスオーコレクトは、東レ株式会社のしなやかで割れにくい「やわらか素材」を使用し、高い酸素透過性と割れにくさを両立したハードコンタクトレンズです。親水性が高く、レンズによごれが付着しにくいことも特長です。

※「ブレスオーコレクト」は株式会社ユニバーサルビューが販売しております。